本日発売の「アフタヌーン」8月号に掲載された【沙村広明×五十嵐大介 四季賞出身作家特別対談】を公開!

2016/06/25 12:00

アフタヌーン本誌情報] [四季賞

本日6月25日(金)に発売の「アフタヌーン」8月号に掲載された【沙村広明×五十嵐大介 四季賞出身作家特別対談】を、「モアイ」でもお届け!

「アフタヌーン」で数多くの才能を輩出してきた“新人の登竜門”四季賞とは何なのか?

その四季賞の出身者同士で対談していただく【四季賞出身作家特別対談】の第3弾は、沙村広明氏(『無限の住人』『波よ聞いてくれ』)と五十嵐大介氏(『リトル・フォレスト』『ディザインズ』)のお2人です!

お2人はなんと多摩美術大学の同級生!

お2人はなんと多摩美術大学の同級生!


【沙村広明×五十嵐大介 四季賞出身作家特別対談】


すれ違い?の在学中
後年、まさかの再会

——お2人は多摩美術大学の同級生と伺っています。しかも学科も同じだとか?

五十嵐大介(以下、五十嵐)
はい、2人とも油絵学科でした。'89年の入学ですね。

沙村広明(以下、沙村)
俺たち、本名だと出席番号がちょうど並びだったんですよ。なのに五十嵐さんのことは、あまり記憶にないという……。

五十嵐
2人とも学校にほとんど顔出してなかったから。

沙村
そう(苦笑)。俺たちって学友みたいに言われてますけど、五十嵐さんにちゃんとご挨拶したのって講談社の忘年会が初めてなんですよ。

五十嵐
2人ともデビュー後ってことですよね。

沙村
ええ。「はじめまして」とは言ったけど「この人、なんか見たことあるな」と思って、家に帰ってから大学の名簿を確認したんです。そしたら俺の隣に名前があってビックリしました。隣ってことは確実に同じアトリエにいたんですよ。

五十嵐
いかに自分がアトリエに行かなかったかが分かります(笑)。

沙村
たぶん入学後のオリエンテーションとかでは隣に座ってたんでしょうけど。

五十嵐
あと、デッサンの授業とかもね。

——お互いの第一印象を伺おうとしたのですが、いきなり頓挫してしまいました(苦笑)。大学の合評会とかで名前だけでも意識し合ったりは?

五十嵐
……ごめんなさい。キャンパスでの記憶が薄いんですよ。なにせ教職(教員免許)も取ってないですからね。

沙村
俺もそうですよ。多摩美で一番ヒマなのは油絵科なのに(苦笑)。じゃあ五十嵐さんが学生時代に一番熱心にやったことって何ですかね?

五十嵐
散策、ですね。多摩美って郊外にあるから周囲は森じゃないですか。その森を散歩したり、通学経路の途中途中の駅で降りて隣の駅まで歩くとか。

沙村
お気に入りのスポットとかは?

五十嵐
美大受験のために通った予備校の前にある「調(つき)神社」ですね。樹齢数百年という鎮守の森があって、そこでボーッとするのが好きでした。

沙村
あれ? デビュー作の『お囃子が聞こえる日』って……。

五十嵐
まさに、そこが舞台です。大学時代の僕って基本的に誰にも会いたくない感が強かったので、なるべく人と接点を持たないようにしてました。今にして思うと、変わり者と見られていたのかも。

——それはまぁ、受ける印象は人それぞれでしょうけど……。

五十嵐氏の受賞作『お囃子が聞こえる日』より調神社。

五十嵐氏の受賞作『お囃子が聞こえる日』より調神社。


五十嵐
20代の頃は旅行先で自然の中に入っていくと、よく歌とか歌っていたんです。で、その調神社の森でも童謡とか簡単なやつを、なんとなく口ずさんだりとか。そうすると、ちょっと空気が変わる気がしたんですね。なんと言うか、その場に挨拶する行為というか。

沙村
自然と対話する男、ですかね。まさに五十嵐さんの短編『すなかけ』('00年作品)の主人公みたいな。

五十嵐
その主人公、一応自分がモデルなんですよ。エピソードは他の人の話を勝手に入れちゃってますけど。

博打、飲酒、肉体労働
そして創作の日々……

沙村
自然の中を散策していて絵は描かなかったんですか?

五十嵐
それは途中からです。歌だと結局は他の人が作ったものじゃないですか。自分自身と乖離しちゃってるな、って気持ちがあったので、そこでスケッチをしてみたら意外と没頭できたんです。その空間となじめてる、って実感があって。

沙村
五十嵐さん、初めて会った時に「漫画を描くうえで人間に興味がなくて、自然と動物にしか興味がない」って言ってましたよね。『すなかけ』以降の作品が、まさにそれを実践している気がします。

五十嵐
漫画って人間を描くために発達してきた表現なので、僕自身、微妙に苦しんでいる面もあるんですけどね。

沙村
そうは言っても『リトル・フォレスト』のような作品は、人間と正面から向き合った産物だと思うんです。人間に興味ないかもしれないけど、実際は五十嵐さん自身が自然の中で生きて、人と関わり合ってきた経験を描き表してるわけで。

『リトル・フォレスト』(全②巻)

『リトル・フォレスト』(全②巻)


五十嵐
ありがとうございます(笑)。じゃあ沙村さんはどんな美大生だったんですか?

沙村
俺ですか? 飲み会と麻雀ばっかりしてました(苦笑)。あと、漫画研究会に所属してたんで会誌に作品を描いたりとか。その会誌を売らないといけないので、たまにコミケも行きましたね。うちの漫研には後に『絶望に効くクスリ』を描く山田玲司さんがいたので、山田さんの本を売りにコミティアとかにも顔を出しました。

五十嵐
アルバイトとかは? 僕は親のスネをかじってばかりで、してなかったけど。

沙村
力仕事は好きじゃないんですけど、たまに知り合いの劇団の搬出入の作業とかを。あと多くやったのは、学校の教科書とか副読本に載せるカットを描く仕事とか。絵を描いて金がもらえるなら「じゃあやるか」って感じで。でも、可愛らしい絵が一切描けなくて、美大のデッサンでやるようなガシガシしたような絵を描いてたんです。そしたら「なんか線が多くて汚い」とか出版社から文句を言われまして。

五十嵐
沙村さんが絵でダメ出しされるってのは貴重な体験だったのでは?

沙村
いやいや。その当時は「線を省略する」ってことができなかったんです。だから評判が良くなかった(苦笑)。

五十嵐
絵に関して言うと、沙村さんが人生のうちで最も上達した時期って、いつになるんですかね?

沙村
それはもう、美大受験の予備校に通っていた時です。地元の「ふなばし美術学院」って学校だったんですけど、基礎デッサン力が伸びたのは、そこで無理やり描かされた時期。予備校は1~2日で1枚は描かないといけないから、必然的にあんまり考えてる余裕もないので。

五十嵐
僕も浪人して浦和の「彩光舎」って予備校に通ってたけど、追い込み時期はとにかく量を描くから、確かに伸びましたね。

沙村
でも、アートをちゃんとやろうと思ったらの話ですけど、美大に入ったら、今度は予備校でやったデッサンのクセみたいなものを全部抜かなきゃいけないんですよね。「いつまでもこんな予備校みたいな絵を描いてるんじゃない」とか言われるし。画力とか基礎デッサン力が得たいんだったら美大に入る必要はなくて、美術予備校に行けばいいという思いがありますね。

五十嵐
それはあるかも。もちろん美大の授業は面白いものが色々あって、それはそれで勉強になると思います。でも、いわゆる画力みたいなものを身につけたかったら、予備校を利用するなりして自分でいっぱい枚数を描いていけば、それで済む話なのかも。

漬物の描き方ひとつで
強者たちは認め合う!

——ところで五十嵐さん、「漫画家・沙村広明」を本音の部分でどう思っていますか?

五十嵐
そうですね、もともと『無限の住人』の頃からですけど、すごく絵が上手いですよね。『無限~』の途中の時期に、たぶん作画作業が追いつかなくて主線だけの状態で雑誌に載ることが何回かあったじゃないですか。僕、実はその絵がすごく好きなんです。そのほうが沙村さんの描線が見やすいんですよ。

沙村
そういえば『無限~』の⑥巻で飯盛女がたくあんを包丁で切るシーンがあって、そこを五十嵐さんから年賀状で褒めてもらったことがありまして。あれは嬉しかったなぁ。

『無限の住人』⑥巻より「たくあん切り」のシーン。

『無限の住人』⑥巻より「たくあん切り」のシーン。


五十嵐
だってスゴかったから(笑)。

——では沙村さんから見た「漫画家・五十嵐大介」は?

沙村
絵に関して言うと、アフタヌーンで一番嫉妬心を抱いている作家さんです。初めて見た時から「すげー上手い人が出てきたな」と。でも一方で「売れなさそうだな」みたいな印象も受けましたけど……。

五十嵐
それは自分でも当時から思ってました(苦笑)。

沙村
五十嵐さんって「人間に興味がない」なんてことを言いながら、人間の絵がすごくイイんですよ。ヒュッと「ここからここまで多分10秒くらいで描くな」というような人物の描き方で、リアリティ一辺倒じゃない崩し方があるんです。これって上手い人間がやる細かいデッサンの歪みをわざわざ直さなかったやつなんですよ。ラフに描いていて狂ってる時でさえ上手さを感じる。一方で、俺の絵なんてのは、そういうところまで行っていない。わりとアカデミックな意味で「忠実に忠実に」と硬くなってしまうところがありまして、そういうズレとか歪みみたいなものが出せるのは憧れなんですよね。

五十嵐
でも基礎力の高さという話で言ったら沙村さんのほうが、はるかに上ですよ。それこそ『無限~』ってアクション作品ですよね。例えば腕を切られた時の痛みとかを感じさせたければ、ズレとか歪みとかは抑えて描いたほうが当然伝わりやすいと思うんです。その技術は僕にはないですから。

——以前、漫画家のいしかわじゅんさんが五十嵐さんを評して「彼のように画力の高い作家は『キャラクターのルール』を平気で破ってくる」と仰っていました。

沙村
あっ、そう、それです。

——「同じキャラでも顔を似せないというか平気で崩してくる」と。同様の部分は沙村作品からも感じられる気がします。

沙村
俺は、同一キャラの顔を同じ角度から描いた時に、全く同じ絵になる作家さんは実はそれほど好きじゃないんですよね。ゆらぎのある感じを上手く出せている人に惹かれます。そういえば、五十嵐さんは男性と女性、どちらのキャラを描くのが好きですか?

五十嵐
それは女性ですね。と言っても、若い頃は危機感から女性キャラを描いていたんです。特にデビュー作の段階で「せめて女の子を可愛く描いとかないと内容的に読んでもらえないなぁ」と思っていましたから。

沙村
それにしてはメチャクチャ可愛いですよね。

五十嵐
危機感の賜物です(笑)。

沙村
いま連載中の『ディザインズ』のヒロインも、俺みたいな手塚治虫世代のケモナー(人と動物の属性を併せ持つキャラの愛好家)にとっては、たまらないものがあるんですよ。女の子の足がカエルで、人の言葉がしゃべれない。世間の漫画の中でもなかなか見られない、ギリギリでキモくないところがフェチ的にはイイですね。

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五十嵐
ある程度は気持ち悪くも見えてほしいけど、かといって、ただ気持ち悪くてもいけないので考え始めると難しいですけど。

沙村
カエルの手足ってスルスルとなめらかで、よく見ると、いやらしいんですよね。女性と交じって違和感がない造形というか。

五十嵐
半獣半人は自分もなぜか好きなので、それに惹かれてるから、ちゃんと描いてみようと思った部分はありますね。

沙村
半獣半人と言ったら、ほら、あの短編のキャラとか、初めて見たときのショックがスゴかったですよ。

五十嵐
ああ、犬の子。

沙村
そう、『そらトびタマシイ』('98年作品)のキャラ。絶妙なところで可愛いっていう。五十嵐さんが描くものの集大成が今のところコレかな、と。

五十嵐氏の短編『そらトびタマシイ』より。

五十嵐氏の短編『そらトびタマシイ』より。


——では沙村さんへのアンサーとして、五十嵐さんの好きな沙村作品キャラを教えてもらえますか?

五十嵐
感情移入の度合いも含めると、やっぱり『無限~』の槇絵さん(乙橘槇絵)ですかね。

『無限の住人』29巻表紙。美しい上に最強とも言われる乙橘槇絵。

『無限の住人』29巻表紙。美しい上に最強とも言われる乙橘槇絵。


沙村
いま連載中の『波よ聞いてくれ』でも類似キャラをウッカリ出してしまいました(苦笑)。

五十嵐
やっぱり好きになっちゃいますね、あの人。強いし、美しいし、儚いし。結局、沙村さんの愛情が伝わってくるから、こっちも好きになっちゃうのかも。

『波よ聞いてくれ』のヒロイン「ミナレ」。単行本①&②巻発売中!

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自害すらも考えた?
栄光の裏に苦悶あり

——さて、お2人は多摩美を卒業後にそれぞれ四季賞に挑戦したわけですが、投稿の経緯を教えてもらえますか。

五十嵐
僕は四季賞に出した作品を、その前にそのまま少女漫画雑誌の『LaLa』に投稿したんです。そしたら、ご丁寧に手紙を頂戴しました。読むと「今の少女漫画の主流は恋愛ものなので難しいんですけど、世界観がよくできているので青年漫画誌などに送ったほうがよいと思います」と書いてあった。で、原稿を送り返してもらい、青年誌を探してアフタヌーンに行き着いたって感じです。

——では、その四季大賞受賞作『お囃子が~』を用意しましたので、今ここで読み返していただけますか。

五十嵐
(ページをめくりながら)当時ですけど、これが雑誌に載った時点で「死のうかな」って思いました。

沙村
えっ!? なんで?

五十嵐
自分の中ではもっと描けたつもりでいたのに誌面で見てみると、こんなふうにしか描けなかったって恥ずかしくなっちゃったんです。「もう終わり」みたいな。

沙村
でも、これが初めて描いた漫画なんですよね。それで、この水準のものを描かれたらビビりますよ、普通は。

五十嵐
受賞を電話で知らせていただいた時点では、震えるぐらい興奮しちゃったんですけどね。

沙村
編集さんとの一番最初の電話の内容は?

五十嵐
うーん、銀行の口座番号を聞かれて「会ったこともない人に教えて大丈夫なんだろうか?」と不安になりましたね(笑)。でも雑誌に載った選評を読むと「一コマ一コマちゃんと意味がある絵を描いていて無駄がない」ということが書いてあったんです。それはものすごく考えて描いたので「ああ、ちゃんと読んでくれる人がいるんだな」と本当に嬉しかったです。沙村さんの投稿エピソードは?

沙村
俺の場合は、その後19年連載する『無限~』での受賞でしたからね。いま読み返すと、漫画としてどうこうよりも、俺の時代劇に対する知識のなさがスゴいですね。いま見るとゾッとしますよ。受賞した'93年当時ってゲームの『サムライスピリッツ』がヒットしたり、その直後くらいに週刊少年ジャンプで『るろうに剣心』が始まったり、そういう「ゴッタ煮の時代劇」みたいなものが許される風潮があったんだと思います。そういう流れに後押しされて結果的には良かったなって感じでしたね。ただ時代考証なんかを意識すると「イチから全部描き直してえなぁ」とも思いますよ。主人公を不死身にしちゃったから、その後かなり苦しみましたし。

沙村氏は『無限の住人』で受賞しデビュー。受賞作の読み切りは①巻に「序章」として収録。

沙村氏は『無限の住人』で受賞しデビュー。受賞作の読み切りは①巻に「序章」として収録。


五十嵐
いやっ、そこを変えたら『無限』じゃないから(笑)。そういえば僕の場合は友人に四季賞を勧められたんですけど、沙村さんは四季賞の存在を知っていたんですか?

沙村
いや、俺はそもそもアフタヌーンを大学3年生まで知らなくて、先述の山田玲司さんに教えてもらったんです。で、買って読んでみたら岩明均さんが『寄生獣』を連載している。俺、『風子のいる店』が好きで読んでたんですよ。「あの岩明均が俺の知らない漫画やってるじゃん!」と思って「じゃあココにしよう」って感じです。岩明さんと同じ雑誌でやりたかったので。

我らも成せなかった
ことを後進に託す!

沙村
ふと思うんですけど、美術的なアカデミックな絵の上手さって必要なんですかね?

五十嵐
確かに。逆にそれが枷になっちゃってるというか、それって漫画にとって、そんなに必要なことじゃないような気がします。

沙村
世の中でウケてる漫画って「この人は基礎デッサンをしっかりやってるな」とかで評価されてるワケじゃないですよね。基本的には絵よりもネームを考えた漫画のほうがいいですよ。結局のところ、絵は漫画の中のシステムの一つに過ぎないから。絵はプロになってから上手くなればいいんです。『監獄学園』の平本アキラさんってデビュー時とは別人じゃないですか。ああいうことだってあるから、若い頃の画力はそんなに重要じゃないと思います。

——では、この対談企画で定番の質問なんですが、お2人はいずれ「四季賞の選考委員をやってください」と頼まれたら、どうしますか?

五十嵐
お願いされたとしても僕は断っちゃうかな。選考結果が全てではないと思うけど、それでも当人の将来に対してそれなりに影響力を持つってことを考えると「自分の感性で選考にあたってイイのかな?」って思いがありますね。沙村さんは?

沙村
やってみたい気持ちはあるかな。その人の将来に責任を持つというのも一つの捉え方だと思うけど、俺はあまり気にしないと思います。だって、何の賞を取ろうと、上がってくる人は上がってくる。……あれ!?

五十嵐
んんっ?

沙村
五十嵐さんが大賞を取った'93年・冬の「佳作」って……。

五十嵐
わっ、真鍋昌平さんが同じ回で入賞してたんだ!

沙村
ほら、「佳作」で一番下に名前が載ってた人が後年『闇金ウシジマくん』を描くんですから。見どころのある人は何かしらの賞に引っかかってるんですよ。

——では、いずれ選考委員・沙村広明を見たいですね。

沙村
選考会の開始時間に間に合うかが不安ですけど(苦笑)。

——そこは早起きしていただくとして……実際にはどんな作品に高い評価をしそうですか?

沙村
骨の太いエンタテイメント作品が最近のアフタヌーンに足りないなと思うので、そういう作家に惹かれると思います。あとは絵の上手い下手じゃなくて「考えてやってるな」とか「野心的な絵づくりをしてるな」と感じる人が好みなので高評価だと思います。

——それでは五十嵐さんからも、未来の連載作家に向けて期待することを聞かせてください。

五十嵐
個人的には、見たことがないものを見たいなっていう思いが強いですね。漫画という枠組みを誰かが変えてくれたりすると面白いかな。例えば僕だって手塚治虫さんが作ったフォーマットの上でやっているし、大友克洋さんのような大先輩の影響を受けて漫画を描いていますけど、ここらでもう一つクルッと何かひっくり返しちゃう人が出てくることに期待しています。

沙村
そういう人の登場が待ち遠しいですよね。

五十嵐
なんとなく、そろそろ出てきそうな気がしてるんですけどね。本当は「自分がやります」って言えればいいんですけど(笑)。沙村さんがやるべきでは?

沙村
いや、そこは、これから四季賞に投稿する人たちに期待するということで。いかに商売にしていくかは編集さんが考えることであって、デビュー前の新人さんは、とんがった塊みたいなものでいてください。

五十嵐
とんがった塊、イイな。それだ!

【アフタヌーン四季賞2016年秋のコンテスト】

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